インナーマッスルを鍛えると得をする!?ダイエットに役立つ4つのメリット!!

ダイエットにはインナーマッスル・トレーニングが有効と言われますが、そもそもインナーマッスルって何なのでしょうか?
インナーマッスルというのは、インナーというくらいですから、身体の外側ではなく内側の筋肉なのでしょうか?
今回はウワサのインナーマッスルを鍛えるダイエット法をご紹介します。
スッキリ女子に変身出来るかも?
インナーマッスルってなんなんだろう??
インナーマッスルとは、体の表面付近にある筋肉ではなく、もっと深い部分にある細かい筋肉のことをいいます。
直訳すると「内側の筋肉」と言う意味ですが、そのままイメージがつきやすいと思います。
人間の体にある筋肉は、バームクーヘンのように何層にも重なって層をしているそうですが、そのうちの内側(体の中心に近い方)の筋肉のことをインナーマッスルと言います。
インナーマッスルの反意語としてアウターマッスルという言葉がありますが、これは体の表面の筋肉を指します。
直訳すると、「外側の筋肉」ということです。
一般的に筋力トレーニングで鍛えることができるのは、主にアウターマッスルになります。
「大きな筋肉を優先して鍛える」ということをよく聞きますが、あれはアウターマッスルそのものを指しているのです。
体幹とは違うの?
体幹もよく聞く言葉だと思いますが、インナーマッスルと体幹は違うのでしょうか?
混同されがちなインナーマッスルと体幹ですが、体幹とは体のコアにあたる胴体の筋肉を指します。
一方、インナーマッスルは筋肉の部位ではなく深さを指します。
つまり、体幹もインナーマッスルの一部。胴体部分のインナーマッスルを鍛えれば、必然的に体幹を鍛えられることになります。
インナーマッスルはやや鍛えにくい筋肉ですが、その分多くのメリットを得られる筋肉部位なのです。
インナーマッスルを鍛えて得られるメリットって?
インナーマッスルを鍛えて得られる効果にはどんなものがあるのでしょうか?
ダイエットにつながるインナーマッスルを鍛えるメリットをご説明します。
インナーマッスルの効果その1: 身体機能を向上させる
身体は少しの動きでも多くの筋肉を使用します。
中でもインナーマッスルは腹筋や大胸筋、腰回りなど大きな筋肉の動きをサポートしてくれるため、他の筋肉のパフォーマンスを向上させ身体機能をアップしてくれます。
アスリートたちが日頃から取り組むのも、これが主な理由と言えます。
インナーマッスルの効果その2: 体の基礎代謝が上がる
インナーマッスルを鍛えると内側の筋肉が安定し、重力で徐々に下がる内臓を元の位置に戻してくれます。
内臓の位置を安定させることで、臓器本来のパフォーマンスを十分に働かせられるようになり、自然と基礎代謝も向上します。
基礎代謝が向上すれば、ダイエットの効果も向上します。
インナーマッスルの効果その3: 関節の位置が整って、バランスの良い体に仕上がる
日常生活やダイエットのトレーンングにバランス感覚は非常に重要な要素です。
体の軸を安定させないままトレーニングを行うと、怪我や故障のリスクが上がってしまうことになります。
そんな身体のバランスを支配している筋肉こそ、インナーマッスルです。
関節部分と密接につながっているインナーマッスルは、鍛えられば鍛えるほど関節を正常な位置に整えてくれます。
結果、バランスのとれた良いスタイルになれます。
インナーマッスルの効果その4: 姿勢を細かく調節することで、血行が良くなる
インナーマッスルと聞くと腹筋だけにあるイメージですが、実際は肩や腰など様々な深層筋肉部位に存在します。
人間の体は、背骨を中心としてありとあらゆる部分に細かな関節があり、それら全てがうまく動作することで正しい姿勢を作り出します。
また、関節部分を正常に矯正することで、血行促進に大きな効果があります。血行促進でむくみも解消します。
インナーマッスルを鍛えるポイント
インナーマッスルを鍛えるには、あまり負荷をかけすぎない事です。
これは、負荷をかけすぎると、アウターマッスルの働きが強くなり、インナーマッスルが働かない、という性質があるためです。
なるべくアウターマッスルが働かないように、軽い負荷の運動を繰り返す必要があります。
そのため、非常に時間がかかりそれでいて、アウターマッスルを鍛える方法と比べ効果もあまり実感できない、という根気が必要なトレーニング方法であると言えます。
女性はあまりアウターマッスルを太らせたくありませんよね。
だからインナーマッスル鍛錬という言葉に心を惹かれるのでしょうが、安易な気持ちだと、効果が表れる前に挫折してしまいます。
それでは、挫折しないインナーマッスルの鍛え方を次章でご説明します。
腹筋運動ではない、インナーマッスルの鍛え方
実は、腹筋運動の定番である上体起こしで鍛えられるのは一番表面にあるアウターマッスルの腹直筋なのです。
「シックスパックのお腹が欲しい」という人はここをトレーニングすればいいのですが、お腹を凹ませたり、ウエストを細くしたいという女性にはその下にある腹斜筋、さらに最深部にあるコルセットのような腹横筋というインナーマッスルを鍛えるトレーンングをオススメします。
・ドローイントレーニング
腹式呼吸に合わせてお腹を凹ますことで、コルセットを締めるように腹部のインナーマッスルを鍛えていくものです。
お腹をギューっと絞り込む感覚がつかめればマスター出来ます。
1.まっすぐに立ち、腹式呼吸で息を吸う。息を吸い込んだ時にお腹が膨らむのが腹式呼吸。
慣れないうちはお腹の上に手をおいて確認しながら行う。
2. 吸い込んだ息をゆっくり吐き出しながら、インナーマッスルをお腹の奥に引き込んでいく感覚でジワーッ、ギューっとお腹を凹ませていく。
スローに行う。
3.息を吐ききったら、お腹をへこませた状態で浅い呼吸をしながらキープ。
まずは15秒から。慣れてきたら30秒、60秒と伸ばしていく。
60秒くらいキープできるようになった頃には”効果”が実感できるはずです。
・スクワット
引用元:http://windofweef.jp/library/preinform/4/49/squat.html
スクワットをすることで、アウターマッスルとインナーマッスルを同時に鍛えることができます。
太ももの前面に位置する大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は、体の筋肉の中で最も体積が大きい筋肉であるため、この筋肉を鍛えることで基礎代謝が高まります。
1.まず、肩幅よりも広めに脚を開いて立ちましょう。
2.次に、両手を前にまっすぐにのばします。
3.息を吸いながら、お尻を後ろに下げるようにして、太ももが地面と並行になるまでゆっくりと腰を下げていきましょう。
4.2秒間この姿勢を維持します。
5.息を吐きながら、もとの姿勢にゆっくりと戻していきます。
6.膝をのばしきらないように気をつけながら、3~5までの動作を繰り返します。(10回~15回)
7.30秒間の休憩を挟んで、2セット行いましょう。
・ ニートゥチェスト
下腹部の腹筋と腸腰筋を鍛えることができる筋トレです。
腸腰筋は背骨・骨盤・下半身をつないでいるインナーマッスルです。
鍛えることで下腹の引き締め効果・骨盤の位置を正して固定する効果・ぽっこりお腹を改善する効果などに期待できます。
1.床に座る
2.腕を軽く曲げて手は体の後ろにつく
3.両足を軽く浮かせる
4.息を吐きながら、ひざと胸を近づけるようにする
このとき背中を少し丸めて近づける
5.息を吸いながら元に戻していく
6.10回×2~3セット繰り返す
まとめ
インナーマッスルの体幹との違いや鍛えるメリット、具体的な鍛え方をドローイングを交えてご紹介しました。
ダイエットを効果的に継続させるために、インナーマッスルトレーンングを取り入れてはいかがでしょうか?
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